「昆虫ハンター」として活動する牧田習(まきた しゅう)さんは、テレビやイベントで昆虫の魅力を伝えるタレントであると同時に、博士号(農学)を取得した昆虫学者でもあります。
「どんな学歴を経て研究者になったのか」「家族も昆虫好きなのか」「テレビやイベントはどこで見られるのか」といった疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
この記事では、牧田習さんの学歴・経歴を時系列で整理し、家族構成や幼少期のエピソード、そしてテレビ出演・イベント情報までまとめて紹介します。
牧田習のプロフィール
- 名前:牧田習(まきた しゅう)
- 生年月日:1996年10月14日
- 年齢:29歳(2026年9月時点)
- 出身地:兵庫県宝塚市
- 血液型:O型
- 職業:タレント・昆虫学者
- 所属事務所:オスカープロモーション
- 学位:博士(農学)
- 主な研究対象:チョウなどの昆虫
牧田習の学歴・経歴を時系列で紹介
牧田習さんは、幼少期からの昆虫への興味を大学・大学院まで一貫して深め、最終的に博士号(農学)を取得した研究者となった人物です。ここでは、進学の経緯と研究者としての実績を時系列で見ていきます。
幼少期〜小学校時代:昆虫採集に没頭
昆虫との出会いは3歳の頃、祖父が持ってきてくれたミヤマクワガタがきっかけだったそうです。そこから興味がどんどん深まり、出身校とされる兵庫県宝塚市の安倉北小学校では、ビオトープで毎日のように虫を探し、飼育にも熱中していました。
集団行動が苦手で、友達と遊ぶより一人で虫を探すことが多く、保健室登校の時期があったとも紹介されています。それでも昆虫への興味は失われず、9歳頃には虫とり大会で優勝するほどの腕前を身につけていったようです。
中学・高校時代:清風中学校・高等学校で専門知識を深める
中学受験を経て、大阪の清風中学校・高等学校に進学したとされています。この時期も昆虫への熱意は変わらず、日本甲虫学会や日本昆虫学会に参加するなど、専門的な世界にも足を踏み入れました。高校時代には、地元・宝塚の昆虫に関する報文を執筆した経験もあるそうです。
中学生の頃には、お年玉を貯めて石垣島へ単独で昆虫採集に出かけたという行動力あふれるエピソードも。三線の先生の家に泊まり、10日間にわたって自転車で虫捕りを続け、熱中症で倒れて農家に運ばれたこともあったといわれています。
また、中学3年生の北海道修学旅行で珍しい昆虫に出会ったことが、後の北海道大学進学を決意するきっかけの一つになったそうです。担任の先生との日記のやり取りが心の支えになっていたというエピソードも紹介されています。
北海道大学から東京大学大学院へ
2015年、牧田習さんは北海道大学に総合入試理系で入学し、理学部数学科へ進みました。昆虫研究を志していたものの、大学では数学を専攻していたというのは興味深いポイントです。進学先を選んだ理由の一つには、大学の昆虫研究会の存在もあったとされています。
大学受験ではセンター試験の結果が思うようにいかず、周囲から他大学を勧められたこともあったそうですが、二次試験でクワガタに関する問題が出たことを「奇跡」と語っているエピソードもあります。
大学生活では虫捕りを優先して授業を後回しにしてしまうこともあったとか。フィリピンへの昆虫採集遠征や、ニュージーランドでのワーキングホリデーなど、海外での経験も積みながら、2020年3月に理学部数学科を卒業しています。
その後、2020年4月に東京大学大学院農学生命科学研究科へ進学。農学国際専攻の修士課程を2022年3月に修了し、博士課程へ進みました。そして2025年3月、博士課程を修了して博士号(農学)を取得しています。
研究者としての実績
牧田習さんは、チョウを主な研究対象として、昆虫の分布と環境との関係などを調査してきました。国内外での調査を通じて、これまでに9種の新種を発見・発表したと紹介されており、保有する昆虫標本は約5万点にのぼるといわれています。
昆虫を単なる採集対象としてではなく、環境の一部として捉えている点も特徴で、気候変動や生物多様性といったテーマにも関心を寄せています。テレビでは昆虫の面白さを伝え、研究では生態や環境とのつながりを探る。この両立が、牧田習さんの活動の大きな軸になっているようです。
牧田習の家族構成と幼少期のエピソード
牧田習さんの昆虫好きは、家族にも大きな影響を与えてきました。両親は昆虫が苦手だったそうですが、息子の「好き」を否定せず、見守り続けてきたといわれています。
家族構成
- 父親:昆虫が苦手だったが、息子の活動を応援
- 母親:介護の仕事や資格勉強をしながら息子を見守る
- 妹:幼少期に一緒に虫とりや飼育を楽しんだ
- 祖父:ミヤマクワガタを持ってきた、昆虫好きのきっかけとなった人物
家族の詳しい人数や現在の職業などは、公開されている情報が限られています。ここでは確認できるエピソードを中心に紹介します。
昆虫が苦手な両親の応援
特に父親は虫が苦手だったとされていますが、牧田習さんに虫捕りや飼育をやめるように言うことはなかったそうです。幼い頃から飼育箱がどんどん増え、家の中に昆虫のスペースが必要になったことから、マンションから一戸建てへ引っ越したというエピソードも紹介されています。
虫が苦手な親にとって、家の中にたくさんの昆虫がいる暮らしは決して楽ではなかったはずです。それでも子どもの「好き」を尊重し、活動を続けさせてくれた両親の存在は、牧田習さんの成長に大きな影響を与えたといえるでしょう。母親は介護の仕事を始め、資格の勉強をしながら息子を見守っていたともいわれています。
原点は祖父のミヤマクワガタ
昆虫好きになったきっかけは、3歳の頃に愛媛県出身の祖父が持ってきてくれたミヤマクワガタでした。立派な大あごを持つこのクワガタとの出会いが、幼い牧田習さんにとって大きな驚きだったようです。祖父母の家でも昆虫を飼育していた時期があったとされ、最初の出会いが博士号取得までの長い道のりの出発点になったと考えると、感慨深いものがあります。
妹と過ごした昆虫採集の時間
牧田習さんには妹がいるとされ、幼少期には一緒に虫とりを楽しんでいたという情報があります。昆虫を飼育する姿の写真も紹介されており、一人で没頭していたイメージとは違う、家族と過ごす時間もあったようです。
牧田習のテレビ出演情報
牧田習さんは、専門知識を生かしてテレビやラジオなど幅広いメディアで活動しています。昆虫採集の経験や研究の話を分かりやすく伝える姿が、子どもから大人まで支持されているポイントです。
『猫のひたいほどワイド』に約6年間出演
代表的な出演番組の一つが、テレビ神奈川の『猫のひたいほどワイド』です。2020年4月から2026年3月まで、水曜レギュラーとして「猫の手も借り隊」のメンバーとして活動し、昆虫関連コーナー「ムシムシ昆虫ランド」も担当していました。
昆虫採集だけでなく、お米作りや乗馬、流鏑馬など幅広い企画に挑戦し、リポート大賞を複数回受賞したというエピソードもあります。オーディションではマダガスカルオオゴキブリを連れて登場したという話もあり、まさに昆虫ハンターらしい入り方だったといえるでしょう。2026年3月25日に卒業し、約6年間の出演を終えています。
NHKの番組出演
NHKの番組にも複数出演しています。主なものは以下の通りです。
- 『ダーウィンが来た!』:ヘラクレスオオカブトの南米ロケなどに参加
- 『NHK高校講座 歴史総合』:2022年4月からレギュラー出演
- 『ものすごい図鑑〜ミヤマクワガタ』:2024年8月13日放送
- 『ものすごい図鑑 虫さんぽ』:2025年8月18・19日放送、皇居周辺や江の島が舞台
- 『スマホで昆虫ズカーン!』:2023年出演
- 『ザ・バックヤード』:複数回出演
特に『ものすごい図鑑 虫さんぽ』では、専門知識だけでなく実際に昆虫を探す楽しさも伝えているのが特徴です。
『趣味の園芸 やさいの時間』での活動
NHK Eテレの『趣味の園芸 やさいの時間 里山菜園 有機のチカラ』にも、2025年頃から出演しています。有機栽培や里山の生態系を学ぶ番組で、畑での昆虫採集や標本紹介を通じて、昆虫の視点から自然環境の魅力を伝えています。
昆虫は農作物や自然環境とも深く関わっているため、昆虫ハンターとしての知識を生かせる番組といえるでしょう。
牧田習のイベント・講演情報
テレビ出演に加え、トークショーや子ども向け教室、講演会にも積極的に出演しているのが牧田習さんの特徴です。
2026年の主なイベント
- NHKカルチャー青山教室(2026年6月20日):「この星を旅して出会った昆虫たち」と題した講演。写真や実物標本を交え、海外での昆虫調査について紹介
- キッズアライズ 昆虫ふしぎ発見隊(2026年8月・9月):MARK IS 葛飾かなまちで開催の昆虫関連イベント。監修コーナーやトークが行われた
- mont-bell FRIEND FAIR 2026 秋(2026年10月31日予定):インデックス大阪で開催予定。ステージ出演が予定されている
※イベントの開催日・会場・出演内容は変更される可能性があります。
過去の講演・イベント実績
2019年には、高尾山で「イケメン昆虫博士『牧田習』と一緒に夏休み自由研究」を開催。2024年には、名鉄トヨタホテルでのトークショーや、丸井今井札幌本店の「世界一美しい昆虫展」トークショーに出演したとされています。
2025年には、宝塚市民環境フォーラムで地元凱旋講演を実施。地元・宝塚での講演は大盛況だったそうで、昆虫の魅力を伝える活動が多くの人に支持されていることがうかがえます。子ども向け昆虫教室やオンライン講座などにも参加し、昆虫を身近に感じてもらうための活動を続けています。
まとめ
牧田習さんは、3歳の頃に出会ったミヤマクワガタをきっかけに昆虫への興味を深め、北海道大学、そして東京大学大学院を経て博士号(農学)を取得した研究者です。幼少期から昆虫好きな両親や妹に見守られながら、石垣島への単独採集など行動力あふれるエピソードを重ねてきました。
現在は『猫のひたいほどワイド』や『ダーウィンが来た!』『趣味の園芸 やさいの時間』といったテレビ番組に加え、講演やイベントでも活躍しています。研究者とタレントという二つの顔を持ちながら、昆虫の魅力と自然環境の大切さを幅広い世代に伝え続けている人物といえるでしょう。


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