「東尋坊に行きたいけど、熊が出るって本当?」「家族を連れて行っても大丈夫かな」と不安に感じていませんか。
結論からお伝えすると、東尋坊がある坂井市三国町では、2025年末から2026年初めにかけて熊の目撃情報が報告されています。ただし、観光エリアである「東尋坊」という地名での報告ではなく、同じ三国町内の別の地点での目撃です。
この記事では、福井県が公開している「福井クマ情報」をもとに、東尋坊周辺の熊出没状況と、観光前に確認すべきことを整理しました。当日の確認手順や、熊以外に気をつけたい東尋坊特有の危険についても解説しています。
読み終えるころには、「ここまで確認すれば安心」という判断基準ができ、自信を持って観光の計画を立てられるようになります。
東尋坊で熊は出る?まず結論と「確認できる範囲」
福井県の「福井クマ情報」によると、坂井市三国町では直近で熊の目撃情報が報告されています。一方で、掲載されている地点は「三国町池上」「三国町平山」といった町名・大字での表記が中心です。「東尋坊」という観光エリア名では掲載されていないため、東尋坊そのものに熊が出たかどうかは、この情報だけでは判断しにくい面があります。
そのため、東尋坊に行く当日は「坂井市(三国町)」の直近情報を確認したうえで、地図表示で東尋坊周辺に近い地点が出ていないかも合わせてチェックするのが現実的な対応です。
確認できたこと・できないことを整理
確認できたこと
- 坂井市三国町で直近の熊目撃あり(福井クマ情報に掲載)
- 2025年12月28日:三国町平山で成獣1頭を目撃
- 2026年1月8日:三国町池上で成獣1頭を目撃
確認が難しいこと
- 「東尋坊」という地名での一括検索(表記のばらつきがあるため)
- 掲載されていない=目撃ゼロとは限らない(非公開情報の可能性)
なお、「福井クマ情報」は県が公開している出没情報のデータベースで、市町や警察署に寄せられた情報が登録されています。ただし、情報の反映には数日の遅れが生じる場合があると公式サイトに明記されています。当日の最新状況を知りたい場合は、坂井市が配信している防災行政メールも併せて確認すると安心です。
また、過去には三国町内での熊目撃情報が坂井市の防災メールで配信された記録も残っています。2022年6月〜7月には、三国町南本町・新宿・梶といった地点で複数回の目撃情報が配信されていました。海沿いの観光地だからといって、熊と無関係とは言い切れないことがわかります。
福井県のデータで見る「坂井エリア」の出没傾向
福井県の資料によると、県全体の熊出没件数はここ数年で増加傾向にあります。東尋坊は海沿いの観光地ですが、「海だから安全」とは言い切れないため、統計は参考程度にとどめ、最終的な判断は当日の直近情報で行うのが安全です。
福井県全体の出没件数(年度別)
- 令和3年度:403件
- 令和4年度:314件
- 令和5年度:766件
- 令和6年度:897件
- 令和7年度:918件(令和8年1月4日時点の累計)
※令和7年度は年度途中の数値であり、最終的な年計ではありません。
福井県の資料では、地域別の区分として「福井・坂井」エリアのデータも整理されています。また、季節による傾向として「4〜8月」と「9〜3月」の時期区分も示されており、秋から冬にかけても出没が報告されていることがわかります。
東尋坊がある坂井市三国町は、山間部ではなく海沿いに位置しています。しかし、前述のとおり三国町内での目撃情報は実際に報告されており、地形だけで「熊が来ない」と判断するのは危険です。統計データはあくまで傾向を把握するためのもので、実際に行くかどうかは当日の情報を確認してから決めましょう。
観光前にやること|当日の状況を確認する手順
出発前、できれば当日の朝に「福井クマ情報」で東尋坊周辺の目撃情報が出ていないか確認しましょう。情報が出ている期間だけ行動を慎重にするのが現実的な対応です。
福井県が運用する「福井クマ情報」では、一覧表示と地図表示の両方で出没情報を確認できます。また、県や市の注意喚起として、早朝・夕方の時間帯を避ける、複数人で行動する、鈴などで自分の存在を知らせるといった基本的な対策が案内されています。
確認の3ステップ
ステップ1:一覧で確認
福井クマ情報の一覧ページで「坂井市(三国町)」の直近情報が出ていないかチェックします。
ステップ2:地図で確認
地図表示に切り替えて、東尋坊周辺に近い地点でマークが出ていないか確認します。
ステップ3:判断する
情報が出ていれば、時間帯・ルート・滞在時間を調整します。無理はしないことが大切です。
情報が出ていたときの判断
もし東尋坊周辺で直近の目撃情報が出ていた場合は、以下のような調整を検討してください。
- 時間帯をずらす:早朝や夕方を避け、日中の明るい時間帯に訪れる
- 滞在時間を短くする:長時間の散策は避け、主要な見どころに絞る
- 複数人で行動する:一人での行動は避け、家族やグループでまとまって動く
- 別の日に延期する:状況が落ち着くまで訪問を見送る
なお、「福井クマ情報」は情報の反映に数日かかる場合があります。当日の最新情報を知りたい場合は、坂井市の防災行政メールも併せて確認するとより安心です。坂井市では、熊の出没情報を防災メールで配信していると案内されています。
熊以外に気をつけたい「東尋坊特有のリスク」
平常時の東尋坊では、熊よりも「断崖からの転落」や「天候による危険」のほうが現実的なリスクです。特に東尋坊は手すりやフェンスが設置されていない場所が多いため、足元と天候には十分な注意が必要です。
東尋坊で注意すべきこと
- 手すり・フェンスがない:崖の際まで近づける反面、転落の危険がある
- 歩きやすい靴が必須:岩場を歩くため、サンダルやヒールは危険
- 強風・雨の日は特に注意:足元が滑りやすく、風にあおられる危険もある
断崖+フェンスなしの危険
東尋坊は高さ約25メートルの断崖絶壁が続く景勝地です。観光地でありながら、崖の際に手すりやフェンスが設置されていない場所が多いのが特徴です。これは自然の景観を守るためですが、その分、訪れる人自身が安全に気を配る必要があります。
特に小さなお子さんや足腰に不安のある方と一緒の場合は、崖の際には近づきすぎないようにしましょう。写真撮影に夢中になって足元がおろそかになるケースも多いため、撮影時は必ず安全な場所で立ち止まってからカメラを構えてください。
天候による危険(強風・雨・高波)
東尋坊は日本海に面しているため、天候の影響を受けやすい場所です。風が強い日や雨の日は、岩場が滑りやすくなるうえ、強風にあおられる危険もあります。公式の案内でも「風が強い日や雨の日は特に注意」と呼びかけられています。
また、東尋坊では遊覧船も運航されていますが、風速・波高・視程などの基準によって運航中止になることがあります。遊覧船が欠航するような悪天候の日は、崖の上を歩く観光も控えたほうが安全です。天気予報を確認し、荒天時は無理をせず予定を変更することも大切な判断です。
もし熊を見たら|その場の行動と連絡先
熊を見かけた場合、または熊の痕跡(足跡・糞など)を見つけた場合は、まず落ち着いて距離を取り、刺激せずにその場を離れてください。観光地であっても「遭遇ゼロ」を前提にせず、万が一の対処法を知っておくと安心です。
熊に遭遇したときの基本行動
- 落ち着く:大声を出したり、走って逃げたりしない
- 目を離さない:熊の動きを見ながら、ゆっくり後ずさりする
- 刺激しない:物を投げたり、近づいたりしない
- 安全な場所へ移動:建物や車など、遮蔽物のある場所へ向かう
熊を目撃した場合、または痕跡を見つけた場合は、安全を確保したうえで警察や市役所に連絡してください。あなたの通報が、ほかの観光客の安全を守ることにもつながります。
- 坂井警察署:0776-66-0110
- 坂井市役所(代表):0776-66-1500
- 緊急時:110番
なお、坂井市の注意喚起では、平常時の対策として「複数人で行動する」「鈴などで自分の存在を知らせる」といった基本的な心がけも案内されています。東尋坊は観光客が多いエリアなので、人が多い時間帯に訪れること自体が、熊との遭遇を避ける対策にもなります。
よくある質問
- 東尋坊で熊に遭遇する可能性はどのくらいですか?
-
東尋坊の観光エリアで熊が目撃されたという情報は、現時点では確認できていません。ただし、同じ坂井市三国町内では2025年末から2026年初めにかけて目撃情報が報告されています。可能性はゼロではないため、当日は「福井クマ情報」で最新状況を確認してから訪れると安心です。
- 熊が出やすい時間帯や季節はありますか?
-
一般的に、熊は早朝や夕方に活動が活発になるといわれています。また、福井県の統計では秋から冬にかけても出没が報告されており、季節を問わず注意が必要です。東尋坊を訪れる際は、日中の明るい時間帯を選ぶと比較的安心です。
- 子ども連れでも東尋坊に行って大丈夫ですか?
-
子ども連れでも訪れることはできますが、熊よりも断崖からの転落に注意が必要です。東尋坊は手すりやフェンスがない場所が多いため、お子さんから目を離さないようにしてください。また、当日の熊出没情報と天気予報を確認し、悪天候の日は無理をせず予定を変更するのがおすすめです。
まとめ
この記事では、東尋坊の熊出没状況と、観光前に確認すべきことを解説しました。最後に、大切なポイントを振り返っておきましょう。
- 坂井市三国町では直近で熊の目撃情報あり(福井クマ情報に掲載)
- 「東尋坊」という地名での掲載はないが、同じ町内での目撃は報告されている
- 当日は「福井クマ情報」と坂井市の防災メールで最新情報を確認
- 熊以外にも断崖・フェンスなし・天候による危険に注意
- 熊を見たら刺激せず離れ、警察や市役所に通報
東尋坊は海沿いの観光地ですが、「海だから熊は来ない」とは言い切れません。出発前にひと手間かけて情報を確認するだけで、安心感がまったく違います。
事前の確認と基本的な注意を心がければ、東尋坊の絶景を安全に楽しむことができます。ぜひこの記事を参考に、素敵な観光の思い出を作ってください。
※本記事は2026年1月8日時点の公式発表・報道をもとに作成しています。最新の状況は、必ず自治体などの公式情報もあわせてご確認ください。


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