紅葉シーズンになると、「昇仙峡の渓谷美を一度は見てみたい」という気持ちと同時に、ニュースで流れるクマ出没の映像が頭をよぎりますよね。
「子どもを連れて行っても大丈夫かな?」「遊歩道を歩いていてクマに遭遇しない?」──そんな不安から、まずはスマホで「昇仙峡 熊」と検索している方も多いのではないでしょうか。
この記事では、山梨県・甲府市の公式情報をもとに、2024〜2025年の昇仙峡周辺のクマ出没状況を整理し、家族連れでも安全に楽しむための基本ポイントをまとめました。
📖 この記事で分かること
- 2024〜2025年の昇仙峡周辺の出没・目撃情報(公式発表ベース)
- 昇仙峡の危険度レベル(山の観光地としての位置づけ)
- 安全に楽しむための基本ポイントと最新情報のチェック方法
昇仙峡周辺の熊出没状況【2024〜2025年最新】
まず結論からお伝えすると、昇仙峡周辺ではクマの目撃例はありますが、公表資料の範囲では近年の人身被害は確認されていません。
山梨県と甲府市が公表している最新の出没・目撃情報をもとに、具体的な状況を見ていきましょう。
2025年の出没・目撃事例
2025年11月11日、甲府市防災ポータルで以下のような情報が公表されました。
| 日時 | 場所 | 状況 |
|---|---|---|
| 2025年11月11日 午前11時15分頃 | 甲府市上帯那町地内 昇仙峡グリーンライン県営駐車場南側道路 | クマ1頭を目撃 人身被害なし |
この事例では、道路沿いでクマが通過したことが確認されましたが、観光客など人への接触や追いかける行動は報告されていません。市は防災無線や防災ポータルで注意喚起を行い、付近住民・観光客に対して「目撃した場合は警察・市役所へ連絡を」と呼びかけています。
2024年の出没・目撃事例
2024年度も、昇仙峡周辺でクマの目撃が報告されています。山梨県が公表している「ツキノワグマ出没・目撃情報」によると、以下のような記録があります。
| 日時 | 場所 | 状況 |
|---|---|---|
| 2024年4月25日 | 甲府市平瀬町地内 (昇仙峡方面への道路沿い) | クマ1頭が道路を横断し山林へ移動 人身被害なし |
こちらも道路をクマが通過した事例であり、人への被害は確認されていません。県や市はパトロールや看板設置などの対応を実施しています。
なお、山梨県全体のクマ出没・目撃頭数は近年増加傾向にあり、2024年度は346頭、2025年度は11月11日時点で298頭と公表されています。
昇仙峡の危険度レベル【結論】
これらの公式情報を総合すると、昇仙峡周辺は以下のように評価できます。
✅ 昇仙峡の安全度まとめ
- クマは生息しており、周辺道路や山間部での目撃例がある
- 公表資料の範囲では、近年の人身被害は確認されていない
- 山の観光地として「標準的なリスクレベル」──適切な対策で観光可能
- とくにメイン遊歩道は日中の人通りが多く、家族連れでも訪れやすい
山梨県はツキノワグマの生息域に含まれており、昇仙峡も「市街地と山の境目」に位置する観光地です。そのため、「クマが全くいない場所」ではありませんが、過度に恐れる必要はなく、基本的な対策をしながら楽しめると考えられます。
次のセクションでは、実際にどのような対策をすればよいか、具体的なポイントを見ていきましょう。
昇仙峡を安全に楽しむための基本ポイント
昇仙峡周辺でクマの目撃例があることを踏まえて、家族連れでも安心して観光するための基本ポイントを押さえておきましょう。
危険度の低いエリア・時間帯
昇仙峡の中でも、エリアや時間帯によってリスクの度合いは異なります。
📌 比較的安全なエリア・時間帯
- メイン遊歩道(渓谷沿い)──観光客が多く、売店や飲食店も点在
- 日中の明るい時間帯(10〜15時頃)──クマは早朝・夕方に活動が活発になりやすい
- 紅葉シーズンなど観光客の多い時期──人の気配が常にあり、クマも避けやすい
クマはもともと人を避ける性質があるため、人通りの多い場所や時間帯では遭遇リスクは低くなります。
💡 注意が必要なエリア
昇仙峡ロープウェイ山頂駅から先の登山道(弥三郎岳方面など)は、本格的な山道となり人通りも少なくなります。このエリアを歩く場合は、次に紹介する対策をより意識して行動しましょう。
最低限実施したい3つの対策
昇仙峡を訪れる際は、以下の3つの基本対策を実施することをおすすめします。
✅ 基本のクマ対策
- ①音を出しながら歩く
熊鈴やラジオなど、音の出るものを携行しましょう。「人がいる」ことをクマに知らせることで、不意の遭遇を防ぎます。山梨県や周辺自治体も音の出るものの携行を推奨しています。 - ②日中の明るい時間帯に行動する
早朝や夕方はクマの活動が活発になりやすい時間帯です。とくに秋(10〜11月)は冬眠前でエサを探して行動が活発になるため、明るい日中に行動するようにしましょう。 - ③複数人で歩く・一人行動を避ける
グループで会話しながら歩くことで、自然と音が出て人の存在をアピールできます。単独行動は避け、家族や友人と一緒に行動しましょう。
これらは特別な準備が必要なものではなく、どれも「ちょっとした意識」で実行できる対策です。過度に身構える必要はありませんが、「山の観光地に来ている」という意識を持って行動することが大切です。
ホイッスル付きでお手頃なお値段の熊よけ鈴です
最新情報のチェック方法
出発前には、必ず最新の出没情報を確認しましょう。公式サイトでは、リアルタイムに近い情報が公開されています。
- 山梨県「ツキノワグマ出没に対する注意について」
https://www.pref.yamanashi.jp/shizen/kuma2.html
県内全域の出没情報を地域別・日付別に確認できます。 - 甲府市防災ポータル
https://kofu-city.my.salesforce-sites.com/
甲府市内のクマ目撃情報や注意喚起がリアルタイムで発信されます。 - 昇仙峡観光協会
https://www.shosenkyo-kankoukyokai.com/
現地の観光情報やお知らせも合わせて確認しておくと安心です。
これらのサイトは出発前日や当日朝にチェックし、最新の状況を把握してから出かけるようにしましょう。もし直近で目撃情報が出ている場合は、訪問時間帯やルートを調整するなど、柔軟に対応することが大切です。
まとめ:昇仙峡は適切な対策で楽しめる観光地
この記事の内容を改めて整理しておきましょう。
📌 この記事のポイント
- 昇仙峡周辺ではクマの目撃例があるが、公表資料の範囲では近年の人身被害は確認されていない
- 2024〜2025年の目撃は主に道路沿いや山間部で、クマが通過した事例が中心
- 山の観光地として標準的なリスクレベル──過度に恐れる必要はない
- 基本対策(音を出す・日中行動・複数人行動)で、家族連れでも安全に楽しめる
- 公式サイトで最新情報をチェックしてから出発することが重要
昇仙峡は、渓谷美と紅葉が楽しめる山梨県を代表する観光スポットです。「クマが生息している」という事実を正しく理解したうえで、適切な対策を取れば、家族連れでも十分に楽しむことができます。
出発前には山梨県や甲府市の公式サイトで最新の出没情報を確認し、熊鈴などの基本装備を準備して、日中のメイン遊歩道を中心に行動しましょう。無理のない計画を立てて、昇仙峡の美しい自然を満喫してください。
※本記事は2025年11月13日時点の公式発表・報道をもとに作成しています。最新の状況は、必ず自治体などの公式情報もあわせてご確認ください。


コメント