2026年10月の横浜市長選挙へ出馬を表明し、注目を集めている福山敦士(ふくやま あつし)氏。
「どのような経歴の持ち主なの?」「なぜ参政党の推薦を受けているの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
福山氏は、慶應義塾大学を卒業後にサイバーエージェントへ入社し、その後は起業や企業買収(M&A)、スポーツ球団の経営などを手がけてきた横浜生まれ・横浜育ちの実業家です。2025年の市長選に続く2度目の挑戦となる今回は、無所属での出馬ながら参政党の推薦を受けています。
この記事では、公開されている情報をもとに、福山敦士氏の学歴・経歴、家族構成や生い立ち、そして参政党から推薦を受けた理由について整理して解説します。
福山敦士とは何者か
福山敦士氏は1989年生まれで、2026年9月時点で37歳の実業家・ビジネス教育研究家です。本人の公式サイトでは「横浜生まれ横浜育ち」「3児のパパ」と紹介されており、経営者としてだけでなく、教育者・父親という顔も持っています。
経歴を簡単にまとめると、サイバーエージェント勤務、起業、M&A、スポーツ球団経営、教育活動へと活動の場を広げてきた人物といえます。単純に「政治家」という枠には収まらない、多面的なキャリアを持っているのが特徴です。
福山敦士の学歴
福山氏の公式サイトによると、学歴は以下のとおりです。
- ナザレ幼稚園
- 横浜市立鴨志田第一小学校
- 横浜市立鴨志田中学校
- 慶應義塾高校
- 慶應義塾大学
高校時代は野球部に所属し、選抜甲子園に出場、チームはベスト8まで進んだとされています。甲子園出場経験を持つ起業家という点は、福山氏の経歴を語る上でよく取り上げられるポイントです。
サイバーエージェント入社から起業・事業譲渡まで
大学卒業後の2011年、福山氏はIT企業のサイバーエージェントへ入社します。その後グループ会社の経営に携わり、25歳でグループ会社の取締役・営業本部長を務めたとされています。
会社員として経験を積んだのち、27歳だった2016年に独立し、株式会社レーザービームを設立。さらに2018年には、レーザービームの事業・株式を上場企業のショーケースへ譲渡し、福山氏自身もショーケースの執行役員や取締役として経営に関わりました。
その後もM&Aを通じて複数の事業に携わり、営業支援・人材・IT分野など、幅広い領域で経営経験を積んでいます。
スポーツ経営と教育活動への広がり
福山氏の活動はビジネス分野だけに留まりません。2023年には、プロ野球独立リーグの香川オリーブガイナーズ球団を取得し、スポーツ経営にも進出しました。
教育の分野でも活動を続けており、慶應義塾高校ではビジネス実践に関する教育を担当。本人の公式ブログによると、千葉商科大学では特任准教授として起業論の講義を行っているとのことです。
現在はスポーツ・人材関連事業に加え、教育活動にも力を入れており、こうした経験の積み重ねが2025年の横浜市長選出馬につながりました。公式サイトによると、2025年の選挙では14.8万票を獲得し、2026年は2度目の挑戦となります。
福山敦士の家族構成
福山氏は現在3児の父親です。本人のブログでは子どもたちや妻について度々触れられており、第三子が誕生した際にはブログで報告していました。
妻の名前など家族の詳細について、広く公表されている情報は限られています。一方で、2026年のブログでは子どもたちの成長に触れるとともに、妻への感謝を述べる場面もあり、仕事だけでなく家庭も大切にしている様子がうかがえます。
横浜での生い立みと母子家庭での経験
福山氏を理解するうえで欠かせないのが、横浜で育った生い立ちです。公式サイトによると、1989年に横浜で生まれ、ナザレ幼稚園、鴨志田第一小学校、鴨志田中学校、慶應義塾高校へと進みました。小学生時代から野球を続け、高校では甲子園出場を経験しており、こうしたスポーツ経験は後の経営・教育活動にもつながっているようです。
特に注目したいのが、母子家庭で育った経験です。福山氏は政治活動などを通じて、家庭環境が厳しかった時期や、横浜市の支援制度に助けられた経験について語っています。そのため「育ててもらった横浜に恩返しをしたい」という思いを、市政を目指す理由の一つとして挙げています。
横浜市は現在も、ひとり親家庭に向けて就労支援や教育訓練給付、各種貸付制度などを実施しています。福山氏はこうした制度を単なる政策課題としてではなく、自身の人生経験と結びついたテーマとして捉えている点が特徴的です。実際、2025年の市長選挙でも、横浜への恩返しや、子どもたちの教育・食・遊びの環境を整えたいという考えを語っていました。
3人の子どもを持つ立場から、子育て世代としての視点も持ち合わせており、教育や子育てを自身の活動の重要なテーマとして掲げています。「経営者」「教育者」「父親」「横浜市民」という複数の顔が、福山敦士氏という人物を形づくっていると言えるでしょう。
福山敦士が参政党推薦を受けた理由
2026年の横浜市長選挙で福山氏が注目を集める理由の一つが、参政党の推薦を受けて出馬することです。福山氏は無所属で立候補する一方、2026年9月11日に参政党との政策協定を締結し、推薦を受けることを発表しました。参政党側も公式に、福山氏との政策協定締結と推薦決定を公表しています。
推薦を受けた背景
2026年9月11日の出馬表明会見で、福山氏は特定の企業や団体から献金を受けず、市民が党を作るという参政党のスタンスが、自身の掲げる政策と一致すると感じたという趣旨を説明しています。
また、2025年の市長選では政党の支援を受けずに選挙戦を戦いましたが、今回は2度目の挑戦ということもあり、選挙を戦うための体制づくりも重要な判断材料になったようです。報道された会見内容によると、福山氏は前回を少人数のチームで戦ったことを振り返り、今回は選挙戦を戦い抜くための体制が必要だと判断したと説明しています。
政策協定の内容
参政党が公表した政策協定には、次のような項目が盛り込まれています。
- 横浜市民の所得向上
- 子育て・教育環境の向上
- 学校給食に関する取り組み
- 防災対策
- 地域交通の整備
- GREEN×EXPO 2027の費用検証や跡地利用
福山氏自身が掲げる政策にも、市政改革や「稼げる横浜」、教育改革、子育て支援などが含まれており、経営者としての経験を行政に生かして財政や組織運営を見直したいという考えを示しています。今回の推薦は、政党から一方的に支援を受けるというものではなく、両者の政策面での共通点を確認したうえで結ばれたものと整理できます。
無所属という立場について
今回の選挙でも、福山氏は無所属候補として立候補することを表明しています。つまり、参政党の公認候補ではなく、無所属候補として出馬しながら参政党から推薦を受ける、という形になります。
まとめ
福山敦士氏は、横浜で生まれ育ち、慶應義塾大学卒業後にサイバーエージェントへ入社、その後は起業・M&A・スポーツ球団経営・教育活動と、幅広い分野で経験を積んできた実業家です。家庭では3児の父親として子育てにも向き合い、自身が母子家庭で育った経験から、横浜市の支援制度への恩返しの思いを政策の原点の一つとしています。
2026年の横浜市長選挙では、2025年に続く2度目の挑戦として、無所属のまま参政党の推薦を受けて出馬します。推薦の背景には、特定の企業・団体からの献金を受けないという参政党のスタンスへの共感や、選挙戦を戦うための体制づくりへの考えがあるようです。政策協定では、財政・教育・子育て・防災・地域交通など幅広いテーマが盛り込まれています。
2026年10月18日の投開票に向けて、福山敦士氏の経歴だけでなく、掲げる政策や参政党との政策協定の内容にも、今後注目が集まりそうです。


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