最近の大相撲で、怪我からの劇的な復活とスピード出世で大きな注目を集めている力士がいます。それが「一意虎風(川渕一意)」関です。
「どんな環境で育ったら、あんなに強くなるの?」「ご家族も相撲をやっていたのかな?」と、そのルーツが気になっている方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、一意虎風関はお兄さんが元力士、弟さんがプロボクサーという生粋の「格闘技一家」で育ちました。また、学生時代から全国タイトルを総なめにしてきた超エリートでもあります。
この記事では、日本相撲協会の公式情報や信頼できる報道をもとに、以下の内容を分かりやすくまとめました。
- 一意虎風(川渕一意)関の正しい読み方と最新プロフィール
- 父・兄・弟など、強さを支える家族構成の全貌
- 学生時代の輝かしい実績と、怪我を乗り越えた現在までの歩み
この記事を読めば、一意虎風関の背景にある「家族の絆」や「不屈の精神」が分かり、これからの取組を見るのがさらに楽しくなりますよ!
一意虎風(川渕一意)のプロフィールと名前の読み方
まずは、一意虎風関の基本プロフィールを確認しておきましょう。本名は「川渕 一意」で、下の名前は「かずま」と読みます。
日本相撲協会の公式プロフィールによると、2026年3月場所時点での最新情報は以下の通りです。
- しこ名の読み方:かずま とらかぜ(一意 虎風)
- 本名:かわぶち かずま(川渕 一意)
- 生年月日:2001年11月12日(24歳)
- 出身地:大阪府大阪市港区(※初土俵時は石川県金沢市で登録)
- 所属部屋:木瀬部屋
- 身長/体重:185.0cm / 199.0kg
- 現在の番付:東十両11枚目(2026年3月場所)
体重は公式発表で199.0kgと非常に恵まれた体格をしています。一部の報道では、場所前の計量で206.0kgを記録したとも伝えられており、関取衆の中でもトップクラスの重さを誇る期待の力士です。
一意虎風の家族構成|父や兄も相撲経験者?
一意虎風関は、男3兄弟の次男です。お兄さんは元大相撲力士、弟さんはプロボクサーという、まさに格闘技一家の出身です。
ご両親の多大な愛情と支えを受けながら、兄弟それぞれが厳しい勝負の世界で切磋琢磨してきました。
亡き父親と見守る母親
お父様の川渕一男さんは、一意虎風関が怪我から復帰し、各段で優勝を重ねて快進撃を続けていた矢先の2025年8月19日に、52歳の若さで急逝されました。
悲しみを乗り越えて土俵に立ち続ける一意虎風関の姿は、多くのファンの胸を打っています。
お母様の由香里さんは、2025年12月末に行われた十両昇進祝賀パーティーに兄弟3人とともに登壇され、立派に成長した息子の晴れ姿を温かく見守られていました。
元力士の兄(川渕一誠)の存在
長男であるお兄さんの川渕一誠さんも、元大相撲力士です。
錣山(しころやま)部屋に所属し、最高位は幕下52枚目でした。一意虎風関はプロ入りする際、お兄さんと同じ部屋ではなく「木瀬部屋」に所属することを選んでいます。
お兄さんは、一意虎風関が厳しいリハビリを続けていた2025年3月場所をもって現役を引退されています。
プロボクサーの弟(川渕一統)との絆
三男である弟の川渕一統(かずさ)さんは、ミドル級のプロボクサーとして活躍しています。
デイリースポーツの報道によると、一意虎風関が怪我から復帰して全勝優勝を果たした姿が、弟さんにとってプロのリングで戦うための大きな原動力になっているそうです。
学歴と相撲歴|金沢学院大学附属高校からプロの道へ
一意虎風関は、小学生の頃から全国大会で優勝を経験している超エリートです。
しかし、その道のりは決して平坦ではなく、大きな挫折も経験しています。
これまでの学歴と、主な実績を順番に見ていきましょう。
- 小学校時代:
小学2年生で東大阪相撲道場に通い始め、小学4年生で「全日本小学生相撲優勝大会」で優勝。 - 中学・高校時代:
石川県の金沢市立犀生中学校へ相撲留学し、その後、名門・金沢学院大学附属高校へ進学。高校時代には「世界ジュニア重量級」での優勝を含む、通算5冠を達成しました。 - 大学時代(試練と栄光):
日本大学へ進学。2年生の時に「左膝前十字靭帯断裂」という選手生命に関わる大怪我を負い、1年間の離脱を経験します。しかし見事に復活し、4年生の時には国体で優勝(アマチュア横綱)。これにより、プロ入り時に「通常より上の地位からスタートできる特権(幕下最下位格付出)」を獲得しました。
十両昇進が決まった後の2026年1月には、母校である日本大学から校章があしらわれた純白の化粧まわしが贈呈されています。
怪我から新十両への歩みと現在の戦績
一意虎風関を語る上で欠かせないのが、プロ入り直後の大怪我と、そこからの「奇跡的とも言えるスピード復帰劇」です。
大学時代に左膝の大怪我を経験していましたが、プロデビューとなった2024年7月場所の5戦目で、今度は「右膝前十字靱帯断裂」という大けがを負ってしまいます。
翌月に手術を受け、そこから4場所連続で全休。厳しいリハビリ生活が続きました。
しかし、土俵に復帰してからの快進撃は圧巻の一言です。
【復帰後の圧倒的な成績】
- 2025年5月場所:序ノ口 7戦全勝(優勝)
- 2025年7月場所:序二段 6勝1敗
- 2025年9月場所:三段目 7戦全勝(優勝)
- 2025年11月場所:幕下 7戦全勝(優勝)
- 2026年1月場所:新十両 8勝7敗(勝ち越し)
このように、各段を圧倒的な強さで通過し、あっという間に十両(関取)の座を掴み取りました。どん底を味わっても決して諦めない心の強さが、現在の強さに繋がっています。
よくある質問(FAQ)
- 「一意」という名前はどう読むのですか?
-
「かずま」と読みます。本名である「川渕一意(かわぶち かずま)」のお名前が、そのまましこ名(一意虎風)にも使われています。
- お兄さんと同じ部屋に入らなかったのはなぜですか?
-
お兄様は錣山(しころやま)部屋に所属されていましたが、一意虎風関は木瀬部屋に入門しました。兄弟でしっかりと話し合って決断された道だと言われています。
- 怪我をしたのはいつですか?
-
大学2年生の時に「左膝」の靭帯を、プロデビュー直後の2024年7月場所で「右膝」の靭帯を断裂するという、両膝の大怪我を乗り越えて現在に至っています。
まとめ
今回は、快進撃を続ける期待の力士・一意虎風(川渕一意)関について、家族構成やこれまでの経歴をまとめました。
- お兄さんは元力士、弟さんはプロボクサーという格闘技一家の次男
- 2025年にお父様を亡くされるも、家族の絆を胸に土俵に立ち続けている
- 高校で5冠、大学で国体優勝を果たすなど、学生時代からの超エリート
- プロ入り直後の大怪我から不屈の闘志で這い上がり、怒涛のスピード出世を果たした
華々しい経歴の裏には、両膝の大怪我という過酷な試練や、お父様との悲しいお別れがありました。
それらをすべて乗り越え、最重量クラスの体格を活かして真っ向勝負に挑む一意虎風関。その姿は、相撲ファンに大きな勇気を与えてくれます。
ぜひ、これからの場所では一意虎風関の取組に注目して、一緒に応援していきましょう!
主要出典リスト
- 日本相撲協会公式サイト(力士プロフィール・星取表など)
- 日本大学公式サイト(スポーツニュース)
- デイリースポーツ(ボクシング関連記事等)
- 相撲情報サイト sumo-world.com
※本記事は、2026年3月16日時点で確認できる公式情報をもとに作成しています。


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