この記事でわかること
- 本明夏選手のプロフィールと家族、弟・大志さんについて
- 高校・大学時代の歩みと成長ストーリー
- プロテスト挑戦の詳細と合格までの道のり
- プロ入り後の活躍と今後の展望
- ファン必見のQ&A・最新情報
「諦めなければ夢は叶う」感動のプロテスト合格ストーリー
「何度負けても、立ち上がれば夢に近づける。」
神奈川県横浜市出身の女子プロゴルファー、本明夏選手。2023年、2度目のJLPGA最終プロテスト挑戦で見事合格を果たし、2024年から本格的にプロとして歩み始めました。
挫折を乗り越えられた理由は、家族の温かな支えと、同じくゴルフに打ち込む弟の存在。その絆が、夢を現実に変えました。
本記事では、彼女の生い立ちからプロ合格、現在の活躍まで、「家族の絆と挑戦」のストーリーをお届けします。
本明夏選手のプロフィールと家族
本明夏(もと あすか)選手は2001年4月4日生まれの24歳。身長154cm、血液型AB型。ゴルフを始めたのは11歳のときでした。
基本プロフィール
氏名 | 本明夏(もと あすか) |
生年月日 | 2001年4月4日 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
身長・体重 | 154cm・50kg |
血液型 | AB型 |
ゴルフ歴 | 11歳〜 |
1W平均飛距離 | 230ヤード |
家族の支えと弟・大志さんの存在
家族についての詳細は公式には公表されていませんが、弟の本大志(たいし)さんは注目のアマチュアゴルファー。
目黒日本大学高校卒業後、アリゾナ大学へ進学し、2025年度JGAナショナルチームのメンバーとして活躍しています。兄妹で切磋琢磨し、時には弟がキャディを務めることもあり、「家族の絆」が本明夏選手の原動力となっています。
高校時代と開志国際高等学校での成長
高校時代の実績と活躍
本明夏選手は、ゴルフの強豪として知られる開志国際高等学校(新潟県)に進学。同校在学中の2017年には「ヨネックスカップ高等学校ゴルフ選手権」で優勝を果たし、全国レベルでの実力を証明しました。
さらに、毎年挑戦を続けてきた「神奈川県アマチュアゴルフ選手権ジュニアの部」では2019年に優勝。2016年の「関東女子ゴルフ選手権」でも5位タイの成績を残すなど、アマチュア時代から安定した実力を発揮していました。
開志国際高等学校の特色
開志国際高校は「医学・国際・アスリート」の3コース制で、寮生活を通じて全国・世界の仲間と切磋琢磨する環境が整っています。
学校の特徴
- キャンパス裏に専用コースや練習場を完備
- 授業後すぐに質の高い練習が可能
- 女子アマ日本一やプロゴルファーも輩出
- 技術・メンタル両面の指導に定評
大学時代の挑戦と成長
日本ウェルネススポーツ大学での学生生活
高校卒業後は、スポーツ系の名門日本ウェルネススポーツ大学(茨城県)に進学。競技ゴルフと学業の両立を目指し、学生競技やアマチュア大会に積極的に出場しました。
この時期は「一度決めたら諦めない」強い意志を持ち、多くの実戦経験を積んでいます。
大学の特徴と競技支援体制
日本ウェルネススポーツ大学の特色
- 「平日通学型」と「通信教育型」の両制度
- 遠征や競技活動と学業の両立がしやすい環境
- 体育系大学としては比較的安価な学費
- 教員・コーチ資格取得サポート
- スポーツ業界への就職支援が充実
プロテスト合格までの感動の道のり
アマチュア時代の実績
主な戦績
- 2016年:関東女子ゴルフ選手権 5位タイ
- 2017年:ヨネックスカップ高等学校ゴルフ選手権 優勝
- 2019年:神奈川県アマチュアゴルフ選手権ジュニアの部 優勝
- 日本ジュニア7位、日本女子アマ11位
プロを目指すきっかけは高校時代。試合に出場した際、「ツアーで活躍したい」と強く思ったことが転機となりました。
5度の挑戦と挫折の日々
2019年からプロテストに挑戦を開始。2020年には最終プロテストに進出したものの、44位タイで合格ならず。その後も不合格が続き、2022年には競技から一時身を引いてレッスン活動を行う時期もありました。
しかし「試合に出ている時の方が楽しい」と感じて一念発起。諦めずに挑戦を続けた結果、2023年に5回目のプロテスト挑戦で悲願の合格を果たしました。
2023年合格の詳細データ
2023年(第96期)のJLPGA最終プロテストでの成績:
ラウンド | スコア | 詳細 |
1R | 71 | -1 |
2R | 72 | E |
3R | 67 | -5 |
4R | 71 | -1 |
合計 | 281(-7) | 12位タイで合格 |
「やっと合格できて安心しています。笑顔でプレーしてみんなに応援されるような選手になりたいです」と本人がコメントしているように、悲願の合格を果たした瞬間は感動的でした。
プロ入り後の活躍と今後の展望
2024年の具体的な成績
2024年ステップ・アップ・ツアー成績
- フンドーキンレディース:17位タイ
- 大王海運レディスオープン:8位
着実に経験を積み重ね、トップ10フィニッシュも記録するなど、プロとしてのスタートを順調に切っています。
得意分野とプライベート
ゴルフ面での特徴
- 得意クラブ:ミドルアイアン
- 目標選手:イ・ボミ選手
- 1W平均飛距離:230ヤード
プライベート
- 趣味:音楽鑑賞、海外旅行
- 11歳の時に父の影響でゴルフを開始
2025年の展望
2025年も引き続きステップ・アップ・ツアーで経験を重ね、レギュラーツアー初出場・初優勝を目標に掲げています。体力強化やパター練習も続け、弟からも技術的なアドバイスを受けながら成長を続けています。
まとめ|家族の絆が生んだ感動のプロテスト合格
本明夏選手のゴルフ人生は、決して順風満帆ではありませんでした。何度も壁にぶつかり、時に諦めそうになりながらも、家族、そして弟・大志さんの存在に背中を押され、挑戦を続けてきました。
特にプロテスト合格までの道のりは、まさに努力と粘り、そして家族の絆のドラマ。プロ入り後も着実に実績を積み上げ、2025年シーズンはさらに大きな飛躍が期待されています。
本明夏選手のひたむきな挑戦と成長の物語は、同世代だけでなく、幅広い世代に「諦めずに挑むことの大切さ」を伝えてくれるはずです。これからも彼女の歩みに、ぜひ温かい応援を送りましょう!
ファン向けQ&A(FAQ)
Q1. 本明夏選手の出身校や家族構成は? A. 神奈川県横浜市出身。開志国際高等学校、日本ウェルネススポーツ大学を卒業。弟・大志さんもトップアマとして活躍中です。
Q2. プロテスト合格まで何回挑戦しましたか? A. 2019年から挑戦を開始し、5回目の挑戦となる2023年に12位タイで合格(第96期生)となりました。2020年には44位タイで惜しくも不合格でした。
Q3. 得意なクラブや趣味は何ですか? A. ミドルアイアンが得意で、趣味は音楽鑑賞と海外旅行です。目標とするプロゴルファーはイ・ボミ選手です。
Q4. 弟さん(本大志さん)はどんな選手ですか? A. アリゾナ大学在学中で、2025年度JGAナショナルチーム入りした注目の若手アマチュアゴルファーです。
Q5. 本明夏選手の今後の目標は? A. レギュラーツアー出場・初優勝、笑顔でプレーしてみんなに応援される選手を目指しています。
参考・出典リンク一覧
- JLPGA公式プロフィール(本明夏)
- JLPGAプロテスト合格者リスト2023
- JGA 日本ゴルフ協会(本大志)
- ALBA.co.jp 本明夏選手プロフィール
- 開志国際高等学校公式サイト
- 日本ウェルネススポーツ大学公式サイト
※本記事は2025年6月19日現在の公式情報をもとに作成しています。今後、内容が変更となる場合があります。最新情報は公式サイトをご確認ください。
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