ドラマ『HERO』のバーテンダー役でおなじみの俳優・田中要次(たなか ようじ)さん。個性的な演技で多くの作品を支える名脇役ですが、実は元JR東海の保線員という異色の経歴を持っています。
また、長野県にある築150年以上の実家を民泊として再生させたり、私生活では4匹の保護猫と暮らす愛猫家であったりと、スクリーン外での魅力的なライフスタイルも注目を集めています。
この記事では、田中要次さんの学歴や鉄道員から俳優への転身の経緯、実家を活用した民泊の詳細、そしてご家族や愛猫との暮らしについて分かりやすくまとめました。
田中要次の学歴と経歴:元JR東海の線路工夫から名バイプレイヤーへ
田中要次さんは長野県木曽山林高等学校(現在の木曽青峰高等学校)林業科を卒業後、大学へは進学せず、国鉄(現在のJR東海)に就職して約8年8カ月間勤務していました。
出身校と学生時代:演劇部からバンド活動へ
長野県木曽郡木曽町で育った田中要次さんの学歴は以下の通りです。
- 小学校:木曽福島町立黒川小学校(現在は廃校)
- 中学校:木曽福島町立福島中学校(現在の木曽町中学校)
- 高校:長野県木曽山林高等学校 林業科(現在の木曽青峰高等学校)
高校1年生のときに演劇部へ入部し、文化祭で『十二人の怒れる男』を演じた経験があります。しかし、舞台での芝居に違和感を抱いて退部し、その後は軽音楽部でロックバンドの演奏に熱中していました。
国鉄・JR東海時代と映画への情熱
高校卒業後の1982年、日本国有鉄道(国鉄)長野鉄道管理局へ入社。線路の保守・点検を行う「保線」の現場で汗を流しました。1987年の分割民営化に伴いJR東海の社員となります。
夜勤明けには足繁く映画館へ通い、自主映画の関係者と交流を深める中で映像の世界に魅了されていきました。そして1989年、山川直人監督の映画『SEEK AND FIND』に出演し、会社員のまま俳優デビューを果たします。
27歳での上京と『HERO』での大ブレイク
1990年12月8日、27歳でJR東海を退職。失恋や事故などが重なったこともあり、心機一転して単身上京しました。
上京直後は竹中直人監督作『無能の人』での照明助手をはじめ、録音助手や付き人など、映画制作の裏方スタッフとして現場経験を積みます。裏方の仕事をこなしながら地道に出演を重ね、大きな転機が訪れたのは2001年でした。
木村拓哉さん主演のドラマ『HERO』でバーテンダー役を演じ、無表情で繰り出す「あるよ」のひと言が一世を風靡。一躍全国区の知名度を獲得し、2017年には映画『蠱毒 ミートボールマシン』で念願の映画初主演を飾るなど、日本を代表する個性派俳優としての地位を確立しました。
田中要次の実家はどこ?民泊「魯芭伍屋」と蔵サウナの場所・料金
田中要次さんの実家は長野県木曽郡木曽町にあり、明治元年頃に建てられた築150年以上の古民家です。現在は改修を経て、1棟貸しの民泊として一般に提供されています。
築150年の母屋「魯芭伍屋6858」と再生された蔵「kura³ 夢倉座」
実家は土間や囲炉裏、裏手の蔵などを備えた平屋造りの農家で、かつては米作りやシイタケ栽培などを営んでいました。父親を小学校6年生のときに亡くして以降も大切な故郷の拠点であり、田中さん自身の手で丁寧に維持・管理されています。
現在、敷地内には2つの宿泊スペースがあります。
- 母屋「魯芭伍屋6858(ろばごや)」 町の田舎暮らし体験事業としてリフォームされた後、田中さん自身がさらなる修繕を施し、2024年頃から民泊として受け入れを開始しました。
- 蔵「kura³ 夢倉座(ゆめくらざ)」 2015年の大雪で倒壊寸前となった蔵を、テレビ番組『大改造!!劇的ビフォーアフター』の企画を通じて2016年に全面改装した特別な空間です。
宿泊料金と利用スタイル
いずれも食事なしの素泊まり・1棟貸し切りスタイルで運営されています。
- 母屋「魯芭伍屋6858」:1泊あたり 約18,000円
- 蔵「kura³ 夢倉座」:1泊あたり 約12,000円
※料金は宿泊人数や時期によって変動する場合があります。
過度な商業的宣伝は行われておらず、利用は月に1組程度と非常にゆったりとしたペースです。田中さん本人が東京から毎月のように現地へ通い、草刈りやDIYを行いながら愛情を込めて建物を守り続けています。
田中要次の家族構成:妻との結婚の決め手と4匹の愛猫
田中要次さんの家族構成は、妻とご本人の夫婦2人、そして4匹の保護猫です。子供はおらず、猫を中心とした穏やかな生活を送っています。
妻との馴れ初めは「猫の世話」
田中要次さんは2004年7月7日(七夕)に、3歳年下の一般女性と結婚しました。奥様は芸能関係の事務所でマネージャーを務めていた方です。
約4年間の交際を経てゴールインしましたが、同棲のきっかけとなったのは奥様が飼っていた愛猫でした。彼女が猫の世話をするために毎朝自宅へ戻る様子を見た田中さんが同棲を提案し、距離が縮まったといいます。
「日頃から小出しにケンカをして不満をためない」「離婚の危機を考えても猫の親権争いをしたくない」と語るほど、愛猫が夫婦のかすがいとして強い絆を結んでいます。
自宅は都内の一軒家!「ネコ中毒」な4匹の暮らし
夫婦が暮らすのは、都内にある4LDKの一軒家です。これまで重ねてきた5回ほどの引っ越しも、すべて「猫にとって快適な住環境」を最優先に選んできたといいます。
現在一緒に暮らしているのは、すべてメスの保護猫4匹です。
- クマコ(約11歳):黒猫、頼れる最年長
- チャイ(約10歳):茶トラ系
- サビ(約9歳):キジトラ
- グリ(約2歳):元気いっぱいの末っ子
自宅にはキャットウォークを張り巡らせ、トイレ掃除などの日課も田中さん自身が担当しています。自らを「ネコ中毒」と公言し、毎朝猫の体に顔をうずめて匂いを吸うのが至福のひとときとのこと。多忙な俳優業の活力は、まさにこの愛猫たちとの温かな時間から生まれています。
まとめ
田中要次さんの経歴や実家の民泊、私生活についてご紹介しました。
- 元国鉄・JR東海の社員として保線業務を経験後、映画の裏方スタッフを経てドラマ『HERO』の「あるよ」で大ブレイク
- 実家は長野県木曽町の築150年以上の古民家で、現在は母屋「魯芭伍屋6858」と蔵「kura³ 夢倉座」の民泊として再生
- 私生活では2004年に結婚した妻と夫婦2人暮らし(子供はなし)
- 自宅は都内の一軒家で、4匹の保護猫(クマコ・チャイ・サビ・グリ)に囲まれた愛猫生活を満喫中
鉄道員から俳優への転身という異色のキャリアを歩みながら、故郷の古民家再生や愛猫との丁寧な暮らしを大切にされている田中要次さん。唯一無二の存在感を放つ名バイプレイヤーとして、今後の活躍にも注目です。


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