「妙高高原に行きたいけど、クマが出るって本当?」「実際どのくらい危険なの?」と気になっていませんか。
結論からお伝えすると、妙高高原ではクマの目撃・人身被害ともに発生しており、新潟県も特別警報を継続中です。ただし、事前に情報を確認し、基本的な対策をしておけば、必要以上に怖がることはありません。
この記事では、妙高高原のクマに関する最新情報と危険度の考え方、場面別の対策、遭遇時の対処法まで、初心者の方にも分かりやすくまとめました。新潟県・妙高市・環境省などの公式情報をもとに解説していますので、安心して読み進めてください。
出発前にこの記事を読んでおけば、必要な準備が分かり、安心して妙高高原を楽しめるようになりますよ。
妙高高原でクマは出る?最新の目撃・警戒情報【2026年】
まず気になるのは「妙高高原で本当にクマが出るのか?」という点ですよね。
結論から言うと、妙高高原(妙高市周辺)ではクマの目撃情報が実際に報告されています。さらに、2025年には人身被害も発生しており、新潟県は警戒を強めている状況です。
新潟県の警戒レベル
新潟県では、クマによる被害が相次いだことを受けて「クマ出没特別警報」を発令しています。当初の予定から延長され、2026年1月31日まで警戒強化期間が続いています。
これは県全体に向けた警報ですが、妙高市を含む上越地域でも目撃・被害が報告されているため、妙高高原を訪れる際も注意が必要です。
警戒情報は随時更新されます。出発前には新潟県の公式ページで最新情報を確認しておきましょう。
最近の目撃・被害情報
妙高市周辺で報告されている最近の主な情報をまとめました。
最近の主な記録:
- 2025年12月28日 妙高市大字川上(集落内)で1頭を目撃(妙高市緊急情報)
- 2025年10月4日 妙高市杉野沢地内で人身被害が発生(新潟県発表)
- 2025年9月26日 妙高市上馬場地内で人身被害が発生(新潟県発表)
注意:目撃情報は日々更新されます。出発直前には「にいがたクマ出没マップ」で目的地周辺を必ず確認してください。
このように、観光地だけでなく集落内でも目撃されているのが妙高高原の現状です。宿周辺だから安全、とは言い切れない点は覚えておきましょう。
妙高高原の危険度は?判断材料を整理
「結局、妙高高原は行っても大丈夫なの?」という疑問にお答えします。
結論としては、妙高高原は「注意を前提に行動したいエリア」と言えます。特に秋から初冬にかけての時期や、朝夕の時間帯、林の縁などではリスクが高まります。訪問する際は、対策を前提に計画を立てるのが現実的です。
危険度を判断する3つのポイント
クマの危険度は以下の3つの視点で状況を整理すると判断しやすくなります。
危険度を判断する3つのポイント
① 県の警戒レベル
新潟県が「クマ出没特別警報」を発表しているか、また「クマ出没警戒強化期間」に該当しているかは、その地域全体で警戒を強める必要があるかどうかを判断する重要な材料になります。
② 直近の目撃・被害状況
目的地やその周辺で、最近クマの目撃情報や人身被害が報告されているかどうかは、実際のリスクを考えるうえで欠かせないポイントです。
特に、集落内や人の生活圏での目撃がある場合は注意が必要になります。
③ 季節・時間帯・場所の条件
一般的にクマは、季節の変わり目(秋から初冬など)、朝夕の時間帯、森と道路・草地が接する林の縁や藪周辺で活動が活発になりやすいとされています。
こうした条件が重なるほど、遭遇リスクは高まりやすくなります。
この記事の投稿日(2026年1月)時点の情報をもとに、妙高高原をこの3つの視点で整理すると、
- ① 県の特別警報が継続中で、警戒強化期間に該当している
- ② 人身被害が2件発生し、集落内での目撃情報も確認されている
- ③ 一般的にリスクが高まりやすい季節・時間帯・場所の条件と重なっている
という状況にあります。
これらの条件を総合すると、妙高高原は「特別に危険」と断定する段階ではないものの、注意を前提に行動したい状況と判断するのが現実的です。
参考:新潟県全体の目撃・痕跡件数の推移
背景情報として、新潟県全体の目撃・痕跡件数の推移も見ておきましょう。
新潟県全体の報告件数(目撃+痕跡):
- 令和2年度:1,957件
- 令和3年度:695件
- 令和4年度:599件
- 令和5年度:1,450件
- 令和6年度:925件
補足:「痕跡」とは、足跡・糞・爪痕・食痕など、目撃以外の確認情報のことです。この数字は妙高高原だけでなく新潟県全体の合計なので、あくまで参考としてご覧ください。
年によって増減はありますが、毎年一定数の報告があることが分かります。「今年は少ないから大丈夫」と油断せず、常に最新情報を確認する姿勢が大切です。
場面別のリスクと対策|散策・登山・宿周りで気をつけること
妙高高原を訪れる方の目的はさまざまです。遊歩道を散策する人もいれば、登山を計画している人もいらっしゃると思います。
どの場面でも共通して意識したいのは、「朝夕を避ける」「単独行動を避ける」「藪や林の縁に近づきすぎない」の3点です。そのうえで、場面ごとの注意点を押さえておくと、より安心して楽しめます。
散策・遊歩道での注意点
駐車場周辺や遊歩道を歩く程度であっても、油断は禁物です。妙高市では集落内での目撃情報も出ており、観光エリアだから安全とは限りません。
散策時のポイント
- 早朝・夕方の散策は避ける(クマが活発に動く時間帯)
- 単独より複数人で行動し、会話をしながら歩く
- 熊鈴やラジオで音を出す(こちらの存在を知らせる)
- 藪や林の縁、見通しの悪い場所には近づきすぎない
特別な装備がなくても、これらを意識するだけでリスクを下げられます。
登山・トレッキングでの注意点
火打山や笹ヶ峰方面への登山を計画している方は、より注意が必要です。高谷池付近では過去に目撃情報があり、妙高観光局からも熊鈴の装着が呼びかけられています。
登山時のポイント
- 熊鈴は必ず携行する(公式に推奨されています)
- 日没前に余裕をもって下山できる計画を立てる
- 直近で目撃が多い場合は、ルートや時間帯の変更も検討する
登山道は街中より人が少なく、音が届きにくい場所もあります。初心者の方ほど早め早めの行動を心がけましょう。
テント泊での注意点
テント泊を予定している場合は、食べ物の匂い管理が重要になります。クマは嗅覚が非常に優れており、食材や残菜の匂いに引き寄せられることがあります。
テント泊のポイント
- 食材・残菜はテントの外に放置しない
- 密閉袋やフードコンテナで匂いを封じ込める
- 調理場所とテントはできるだけ離す
「自分だけは大丈夫」と思わず、基本を守ることが大切です。
宿泊・車移動での注意点
「宿に泊まるだけだから安心」と思いがちですが、妙高市では集落内での目撃も報告されています。宿周辺でも以下の点に気をつけましょう。
宿泊・車移動のポイント
- ゴミや食べ物を外に放置しない(匂いがクマを引き寄せる)
- 早朝・夕方の出入りは周囲を確認してから
- 車内にも食べ物を置きっぱなしにしない
ちょっとした意識で防げることばかりです。家族連れの方は、お子さんにも「勝手に外に出ない」と伝えておくと安心ですね。
出発前〜当日の準備チェックリスト
「対策が大事なのは分かったけど、具体的に何をすればいいの?」という方のために、出発前から当日までの流れをチェックリスト形式でまとめました。
やることは大きく分けて3つ。①出発前の情報確認、②現地での基本行動、③持ち物の準備です。初心者の方でも、この流れに沿って準備すれば安心ですよ。
出発前にやること
まずは出発前、できれば当日の朝にも最新情報を確認しておきましょう。目撃情報は日々更新されるため、数日前に調べた情報が古くなっていることもあります。
出発前のチェック項目
- 「にいがたクマ出没マップ」で目的地周辺を確認する
- 近い場所に最近のピンがあれば、時間帯やルートの変更を検討
- 登山の場合は「日没前に確実に下山できる計画」になっているか確認
特に初心者の方は、時間に余裕を持った計画が大切です。「思ったより時間がかかって薄暗くなってきた…」という状況は避けたいですよね。
現地での基本行動
現地に着いたら、以下の基本行動を意識しましょう。どれも難しいことではありませんが、意識するかしないかで安全度が変わります。
現地での基本行動
- 単独行動を避け、できるだけ複数人で行動する
- 熊鈴・ラジオなどで音を出し、こちらの存在を知らせる
- 早朝・夕方の行動は控える(クマが活発な時間帯)
- 藪や林の縁、見通しの悪い場所には近づきすぎない
「音を出す」というのは、クマに「人間がいるよ」と教えてあげるイメージです。クマも基本的には人間を避けたいと思っているので、お互いに気づける状況を作ることが大事になります。
持ち物リスト(優先度順)
最後に、クマ対策として持っていきたいアイテムを優先度順にまとめました。すべて揃える必要はありませんが、上から順に検討してみてください。
携行品リスト(優先度順)
- 熊鈴・ラジオ:音を出す基本アイテム。公式にも推奨されています
- ヘッドライト:薄暮や急な天候変化に備えて
- クマスプレー:使い方を理解した上で携行を検討(地域ページでも言及あり)
- 密閉袋・フードコンテナ:テント泊の場合、匂い管理に必須
熊鈴は1,000円前後から購入できますし、登山用品店だけでなくネットでも手軽に手に入ります。まずは熊鈴だけでも用意しておくと安心ですよ。
もしクマに遭遇したら?距離別の対処法と連絡先
どれだけ対策をしていても、クマに遭遇する可能性はゼロではありません。万が一のときに慌てないよう、基本的な対処法を知っておくことが大切です。
ポイントは「走らない」「背を向けない」「落ち着いて距離を取る」の3つです。これだけでも覚えておくと、いざというときに冷静に行動しやすくなります。
距離別の対処フロー
クマとの距離によって、取るべき行動が変わります。以下の流れを頭に入れておきましょう。
クマに遭遇したときの対処(距離別)
- 遠くにクマがいる場合:落ち着いてその場を離れる。走らず、静かに距離を取る
- 比較的近い場合:背を向けず、クマを見ながらゆっくり後退する
- かなり近い・至近距離の場合:急な動作を避け、クマが立ち去るのを待ってから離れる
- 万が一襲われた場合:地面に伏せて首の後ろで手を組み、顔と頭を守る
大切なのは、クマを刺激しないことです。クマも突然人間に出くわすと驚いています。お互いに落ち着いて距離を取れれば、多くの場合クマは立ち去ってくれます。
やってはいけないこと
パニックになると、つい間違った行動を取ってしまうことがあります。以下の行動は絶対に避けてください。
クマに遭遇したときの避けるべき行動
- 走って逃げる:クマの追跡本能を刺激してしまう
- 背を向ける:背後から追われるリスクが高まる
- 急に大声を出す・急な動作をする:クマを驚かせて攻撃的にさせる可能性がある
「大声で追い払う」という話を聞いたことがあるかもしれませんが、状況によっては逆効果になることもあります。基本は「刺激せず、静かに離れる」と覚えておきましょう。
目撃・緊急時の連絡先
クマを目撃したら、自分や他の人の安全のためにも通報しましょう。妙高高原で使える連絡先をまとめました。
- 妙高市 環境生活課:0255-74-0033
- 妙高高原支所:0255-86-3131
- 妙高支所:0255-82-3111
- 妙高警察署:0255-72-0110
緊急の場合:
差し迫った危険があるとき → 110番
負傷したとき → 119番
スマホに連絡先を登録しておくか、このページをブックマークしておくと、いざというときに慌てずに済みますよ。
妙高高原のクマ対策でよくある質問
妙高高原のクマ対策について、よく聞かれる疑問をまとめました。出発前の参考にしてください。
- 熊鈴は本当に効果がありますか?
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熊鈴には効果があると考えられています。クマは本来、人間を避けたい動物です。熊鈴の音で「人間がいる」と気づかせることで、クマの方から離れてくれる可能性が高まります。妙高観光局でも火打山周辺での熊鈴装着が呼びかけられており、登山・散策時には携行しておくと安心です。
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- クマが出やすい時期・時間帯はいつですか?
-
秋から初冬にかけては、クマが冬眠前にエサを求めて活発に動く時期です。また、早朝と夕方はクマが行動しやすい時間帯とされています。この時期・時間帯に妙高高原を訪れる場合は、より一層の注意が必要です。新潟県の警戒強化期間も1月末まで延長されていますので、冬場でも油断しないようにしましょう。
- 子ども連れでも大丈夫ですか?
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基本的な対策をしっかり行えば、子ども連れでも楽しめます。ただし、お子さんが一人で先に行ったり、藪に近づいたりしないよう目を離さないことが大切です。また、早朝・夕方の行動を避け、人の多いエリアを選ぶとより安心です。事前にお子さんにも「大きな声を出さない」「勝手に走り出さない」と伝えておくといいですね。
- クマスプレーは必要ですか?
-
クマスプレーは、万が一クマが至近距離まで接近した場合の最終手段です。必須ではありませんが、登山やテント泊など山奥に入る場合は携行を検討してもよいでしょう。ただし、使い方を誤ると効果がないどころか自分にかかってしまうこともあります。事前に使用方法をしっかり確認し、扱いを理解した上で持っていくようにしてください。
まとめ|妙高高原を安全に楽しむために
この記事では、妙高高原のクマ出没情報と安全対策について解説しました。最後に、大切なポイントをおさらいしておきましょう。
この記事のポイント
- 妙高高原ではクマの目撃・人身被害が発生しており、新潟県は特別警報を継続中
- 危険度は「注意を前提とした行動が必要」なレベル。秋〜初冬、朝夕、林縁は特に注意
- 散策でも登山でも「朝夕回避・複数行動・音を出す・藪に近づかない」が基本
- 出発前は「にいがたクマ出没マップ」で最新情報を確認する
- 万が一遭遇したら「走らない・背を向けない・落ち着いて距離を取る」
クマの情報を知ると不安になるかもしれませんが、正しい知識と準備があれば、必要以上に怖がることはありません。事前に情報を確認し、基本的な対策をしておけば、妙高高原の美しい自然を安心して楽しめますよ。
ぜひこの記事を参考に、しっかり準備を整えて出かけてくださいね。素敵な妙高高原の旅になりますように!
※本記事は2026年1月2日時点の公式発表・報道をもとに作成しています。最新の状況は、必ず自治体などの公式情報もあわせてご確認ください。


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